【映画】十二人の死にたい子供たち★★★★☆(3.9)杉咲花ちゃん美味しい!
こんばんは、ばこです。
賛否両論あるようですが僕は面白かったです。
まず冒頭の10分間がこれから起こることへの期待感を盛上げるいい入りでした。
展開のテンポもよく最後の締めも上場です。
惜しむらくは推理の過程がほぼ示されなかったことですかね(汗)…たぶん映画化で端折られたと思うので原作を読もうと思います。
出演者について
若手俳優12人の共演(競演)で相乗効果があったのかな?各々個性的なキャラクターを演じておりとても見応えがありました。
特にサトシ(主催者:高杉真宙)、シンジロウ(探偵役:新田真剣佑)、アンリ(杉咲花)!
みんな目つきがヤバいっす。
サトシは冷静沈着で感情が分かりにくく何を考えているのか分からない感じです。
続いてシンジロウは目が死んでるww
本当に真剣佑くんは毎回印象が変わるよね!アクションも出来るしすごいと思う!!
最後にアンリ役の杉咲花ちゃんは今回のキーマン!
初めからあやしさ満載で登場します。耳が少し出てるところがかわいい(笑)
どこが美味しかったかはもう少し後で書きます。
それと他の皆さんも良かったけど今回は紹介出来なくてゴメンなさい。
~ここからネタバレあります~
集団自殺、廃病院、集会所に置かれた死体と冒頭10分で一気に異常な状況が作り上げられる…何が起こるのかとワクワクしました。誰が?何の為に?いつ?どうやって、死体を置いたのか!
物語が進むにつれ各々の事情や状況が明らかになり、そして死体を置いた犯人が暴かれる!ん?えらい早いなと思ったのもつかの間逃走し真相は宙ぶらりに…
トリックについて
今回、植物状態の兄を断りなく連れてきたこと、ほかの参加者が今回のメンバーと勘違いし偽装工作したことにより、一人多いという異常な状況を作り上げてしまった。(殺人者と偽装工作者が異なるパターンの亜種)
今回の件で殺人は起こっておらず、実は生きていたことが後に判明、生の価値を各々が再確認する。
僕は殺人が起こらない推理物と言うのも割と好きで、本作は随所に死を散りばめることで生を浮かび上がらせたのは素晴らしいと思う。(もちろん連続殺人も好きw)
物語の終盤
本作の探偵役としてシンジロウ(真剣佑)が見事な推理で真相を解明、そして自殺の中止を提案する。
ラスボス的存在のアンリ(杉咲花)も含め、全員が賛成し笑顔で解散する。
めでたしめでたし…
これで終わりか〜と思いきや
最後の最後にやってくれました!
あと片付けするサトシ(主催者)
後ろから話しかけるアンリ
「初めてじゃないでしょ?」
そう、解明されなかった隠れた謎を悪役がズバッと切りこむこの展開!この逆転の構図は大好物でございます♪杉咲花ちゃんカッチョいい!
おまけ
先日橋本環奈ちゃんの発表について書きましたが、個人的には映画の中ではじめて正体がわかる方が衝撃的だったと思います。なので隠しておいて欲しかった…